貴方の熱くなった皮膚に触る
いやらしい誘うような声、表情
"これらから酷い事をされるんだ"
妙に覚悟を決めたような真っ直ぐで
物欲しそうな目で私を見つめる
貴方は何に期待してるのかしら
わからないけど、とにかく無性に
酷い事がしたくなる
お願い、許してください
貴方は何度も何度もそう叫ぶ
その度にモノがみるみるうちに熱く膨らむ
それは私も
鉄は熱いうちに打て、といったように
貴方の穴にめがけて乱暴にそれをねじ込み犯 し弄ぶ
差し込む度に悲痛な喘ぎ声が鼓膜を突き抜け脳に流れ込む
可哀想で可愛い貴方
ますます絶望の淵に追い込みたくなる
これは私の精一杯の愛情表現
シャワーを浴びて着替えると、あの時間はまるで幻想のように普通の人がそこにいる
それは至極当たり前の事なのだけど
夢の底から引き摺り出されたような
旅の帰路に感じる
少し寂しくて、安堵するあの感覚
仕方ないじゃない楽しいんだもの
貴方とはもっと
夢をみていたいのよ
それって、わがままかしら