
ぐちゅ、ぬちゅ、といやらしい音が響く部屋の中で、彼の声がまた一つ、喉の奥から漏れ出す。
私の指一本で、こんなに喘いじゃって……ほんと、みっともないわね。
身体は正直。
さっきまで強がってた顔も、今じゃとろけた瞳で私を見上げるだけ。
アナルの奥をちゅくんと突くたび
びくびく震える下半身と
ひくひくうねる内壁。
そんなに気持ちいいなら
もっと乱れてみせて?
「ほら、ちゃんと喘いで。いやらしく声出して」
ローターで前立腺を震わせると彼はガクガクと腰を引いて逃げようとする。
でも、逃がさない。
逃げ道なんて最初からないの。
私に鳴かされるために、ここにいるんでしょ?
「こんなにぐちょぐちょにして……どこが“ノーマルです”よ?」
頬を赤らめて恥ずかしがるその顔
最高に可愛い。
言葉責めに合わせて
ゆっくり、深く、指を入れる。
肛門が啜るみたいに締め付けてきて
奥の奥でひくついてる。
まるで「もっと」って、ねだってるみたいじゃない。
「よしよし、上手に喘げたわね……じゃあ、次は声、我慢してみる?」
嗜虐心をくすぐる音と熱。
今夜もまた、一匹、私の指で“女の子”になったM男が増える。
---


※SMグッズ(パルス・鼻フック・バラ鞭・麻縄・浣腸器等)使用可能(90分以上要確認)

