
~ここまでのお話は
【マックと大山 その1・その2】をみてね~
【マックと大山 その3】
休憩時間になって
緊張が一気に解けたのか、
ポテト揚げたてファンファーレを聞いて
無邪気になる同期君。
ちょっと初対面の人の前で
かぶりついたりとか恥ずかしいから
私はナゲット系でいいと言い出す
純乙女な同期ちゃん。
私だって一応どんなものが売ってるか
くらいはテレビやなんやで
知ってるけれど、
何が食べたいかも
何が正解かも分からずに…
悶々しながらもなんとなく列に
加わっていたら、
『お待ちのお客様どうぞー!』
…と、
眩しいスマイル(0円)を
食らってしまった。
今でもハッキリと覚えてます…
もうテンパリきった私は
『えっあっ、
さっきの人とおんなじやつお願いします!』
スマイルさんはキョトンとして、
『ええと、先ほどのお客様と同じ
てりやきマックバーガーセットで
よろしいでしょうか?』
『あっ、はい。それで』
もう思考は停止中の大山。
『かしこまりました!』
そこからは多分
ポテトのサイズは変えるかとか
ドリンクは何にするんだとか
聞かれたかと思うのですが、
選んで(どこから選ぶのかもわからない)
時間をかけるのもいかんという
気持ちから
とにかく全てに
『さっきの人と同じで!!』と
答える大山さん(笑笑笑)
いくらなのかも忘れたお会計をすませ、
番号でお呼びしますと言われ
ふぅ、なんとか山は越えたぞと
トレイを受け取ってから、
同期'sテーブルを探した。
そこは急に学生みたいに
男子・女子で島が分かれていて、
でも一応全員揃うまで待とう、みたいな
不器用な気遣いの空気が流れる。
なんだか私も
社員研修から引きずってる緊張感とか
どう仲良くしていけばいいのか
距離感の作り方がわからない
同期という関係性への戸惑いに
もはや"初めてのマック"に対して
全然集中できな(しなくていい笑)くて、
てりやきマックバーガーセットに対して
美味しそうとか云々何かの印象も
持たなかった気がする。
(今なら我先に美味しくいただきます!).
そうこうしてたら全員揃って、
なんとなく誰かがポテトをかじりだして、
それを追うように各々が食べだした。
して、本当はここで
さぁ初マックのお味はいかがだっかー!
についてに続きたいんですけど…
同期ちゃん's島にいた
天真爛漫ちゃんの
思ってもなかった小声の一言で、
ひとつまみしたポテトの味は
まったく無くなることになる。
『ねぇ!大山さんってもしかして、
Aさんのこと気になってるんですか??』
『…ん??(滝汗)』
Aさんとは、
隣の同期くん's島にいる男性で…
てりやきマックバーガーセット
ポテトL、ジンジャエールLを
注文したであろう…
私が先ほどカウンターで連呼していた
『さっきの人』だ。
…つづきは
【マックと大山 その4】にて!
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